現在専業主婦のきりんです。
コロナも少しずつ落ち着いてきて、求職活動再開しました。
40女の仕事探しは、なんの取り柄もないと難関ですね。。
この自粛生活の中で子持ち主婦きりんは、ブログを立ち上げ、ネットで稼ぐことに挑戦してみました。
と言っても、正直そんなに甘くないと思っているのでリアル仕事も継続して探してます。
「初心者主婦がネットで1万稼ぐことに挑戦した話」の前に、きりんの過去の仕事から、専業主婦になった経緯までお話します。（少し長いです）
仕事ヒストリー
大好きなインナーウエア
きりんが最初に就いた仕事は、昔からインナーウエアが大好きだった事もあり、国内外のインナーウエアを多く取り扱うセレクトショップ勤務でした。
マニアなオーナーが経営するそのお店は、本当に品揃え抜群のSHOPで、当時パリ発のランジェリーブランドAubade（オーバドゥ）や、リズシャルメルが大好きだったきりんは、従業員割引で安く購入できる点も、かなり魅力でした。
もともと人と接するのが好きなので、好きな物に囲まれて過ごす仕事は本当にやりがいがあり楽しかったです。
周りの人間も個性的なクセ者だらけで、若い頃の自分にとってかなりよい刺激を受けました。
人生の暗黒時代は水商売
きりんの暗黒時代、、、それは借金から始まりました。
始まりは、近しい人がカードローンをかかえていて、長い間毎月の支払いに四苦八苦していたのをみて、1つのカードにまとめてあげたのがきっかけでした。（若いですね、アホです。。）
もちろんその方に全て返済してもらったんですが、当時若かったきりんは何でも好きなように購入できたり、楽しめるカードの魅力に完全に落ちてしまいました。（もう1度いいます、アホです）
全て支払いはカードにし、数枚あったカードの限度額いっぱいまで借りては返し、いわゆる自転車操業まで陥りました。
22歳で、借金総額500万ちかくありました。（かなりの地獄を味わいましたが、全て自分のせい、身から出た錆です～）
もうどうにもならない所まできてやっと、なんとかしなければと思うことになりましたが、早い時期から家を出たきりんには、親を頼る発想は全くありませんでした。
インナーウエアの販売だけではもちろん収入が足らず、居酒屋・受付・テレアポ。。昼夜問わずかなり働いたんです。
ですがいっこうに借金は減らず、最後は水商売に飛び込むことになってしまいました。（よくある話ですね、若気の至りです）
行くことはないだろうと思っていた世界に、どっぷり足をつっこんでしまったのです。
ですが、嫌々やっていた水商売なのに数か月すると40名以上女性がいた店で、なぜか指名売上NO1 になっていました。
なぜなんでしょう？正直わかりません。
ギャルの可愛い子も美人な子もいっぱいいて、きりんは普通です。
助けてくれようとした人もいて、きりんはラッキーだったんだと思います。
2年もしないうちに、ある程度お金を使いながらも借金を全て返し終わることができ、お金も貯めることができたんです。
すごくほっとしたのを今でもすごく覚えています。
ただ、昔から「どうなってもいっか～」という感情になる事が多々ありましたが、その数年は特にひどく、空虚感も感じることも多かったです。
もともと闇深い人間なんですが、暗黒時代はフラフラしていて不安定でしたね。
完全に、太陽の光を見ないモグラのような生活でした。
結局、ある程度のお金を貯め店を辞めて、以前から考えていた医療事務の資格をとることにしました。
でもそれは、そんなひどい暗黒時代に今の夫と出会えたからだと思います。
夫に出会って、私は変われましたね。
出会いってほんと不思議だな、と思います。
医療事務
子供ができたら、土日休みの仕事がいいのでは？ずっと続けられる仕事って何だろう？
女性は、そう考える時期があるかと思います。
悩んできりんが決めたのは、通学して医療事務の資格を取得することでした。
結婚・出産してからも、ずっと続けられそう、と思ったからです。
そして資格取得後、総合病院で医療事務として勤務しました。
内容についてはまた別記事にしてます。
医療事務の仕事は、妊娠してほどなく辞めたので、実質2年半くらいしてました。
働きやすかった製造の仕事
出産後下の子が1歳になってから、製造の仕事を始めました。
全くの畑違いです。（事務もありましたが）
技術を要する仕事で、慣れるまで大変でした。
でも意外や意外、手先は器用だったんですよね。
ちなみに若い頃の私は、たいした能力もないくせに給料で仕事を決めていました。
どこの職場に行っても、嫌な点が必ず１つはあるからです。あたりまえですよね？
仕事内容はとても好きだけど、職場の人間関係がつらい、とか
反対にいい人ばかりだけど、仕事が辛い、とか
職場が家から遠い、残業多い、などなど。
絶対なにか悩みの種ができると思います。でも、働きだしたらなかなか辞めれませんよね？
そんな時、時給が安いと「めちゃストレス溜まるのに、給料も安いって。。」とモチベーションがどんどん下がっていくんです。
もともとお金に執着があった私は、逆に時給が高いと、ま、しょうがない、我慢しよかと、単純に思えます！！！（あら不思議）
でも、ここでの仕事を長く続けたのはお金ではありませんでした。
ずっと辞めなかったのは、子供を優先できる職場だったことと、いい人ばかりで居心地がよかったからです。
辞める頃には、勤務年数も長く技術もあがっていました。
普通なら逆に辞めたくないと思うのかもしれませんが、一通り仕事を覚え、だいたいわかってくるようになると、また違う自分が知らない世界を知りたい、学びたいって気持ちが大きくなります。（だからあかんのです）
家計的にも、もっと将来の為に稼ぎたい！！という気持ちがあったので、仕事を変えることにしました。
お局の世界
お金は稼ぎたいけど、家庭も大事。夫がしょっちゅう海外出張で居ないことも多かったので、残業を調整しやすい事務フルタイムを探して働きました。
ですが、職場はお局さまの絶対権力に支配されていました。。（あるあるですかね）
正しいことで絶対権力ならまだ納得できるんですが、気分です。
1対1だと、すごくいい人だったんですけど。
毎日誰かが嫌味を言われ、それを目にするって意外とストレスたまります。
割り切って働いていましたが、周りが次々と辞めていき、どんどん仕事量が増えていきました。
気が付けば残業ばかり。
毎日ヘトヘトで、子供と会話するよりも寝たいというような状況になってしまいました。
「これではあかんな」と思っていた矢先に、ある出来事があったんです。
専業主婦になった経緯
実母の病気
仕事でヘトヘトな毎日に、これでいいのか？ともんもんとする日々。
そんな中、実母が乳がんになったという電話がありました。
病気というのは、本人はもちろん家族の心もつらく重くなりますね。
結局、手術はできず、抗がん剤をすることになりました。
ガンという病気の響きにあまりに落ち込む母をみると心配になり、ほってはおけず夫にお願いして実家に1週間帰ることにしました。
そして今後度々戻ってあげたいと思った私は、仕事を辞めることにしたのです。
大事なのは何か、自分の中であきらかでした。
夫の転勤辞令
実家に帰省しましたが、遠くに嫁ぐということはこうゆうことなんだ、、と身に沁みた毎日でした。
何かあったときにそばに居てあげれない。
すぐ動けない。
なんの力にもなれない。
ただ母が嬉しそうだったから、それだけでもよかったかなと思えました。
自己満足かもしれませんが。
きりんは若いときだいぶ親不孝してきたので、後悔しないように、やれることはやってあげたかったんです。
そして実家から自宅へ帰ってすぐ、夫に今後もちょくちょく実家に戻りたいと相談しました。
返ってきた夫の答えは、、
転勤辞令の話でした。。（しかも実家からだいぶ遠い）
何か起きる時は重なります！！（泣）
結局、中学生息子が引越をかなり嫌がり、今後の進路の面でも今のままがいいだろうということで夫が単身赴任することになりました。
子供をみてくれる人がいないので、実家に帰りたくても簡単に帰れません。そしてまた、仕事を探すことになったのです。（二転三転。。）
そしてそして、
求職で動き出そうとした矢先、コロナが猛威をふるいだしました。。（黙）
命あってのお金
そう考え、様子をみながら専業主婦をしばらくすることになったのです。（四転）
実母には今は会いにいくことができません。何もできないもどかしさが苦しい時もあります。
発想の転換
長い自粛生活がはじまりました。
子供も大きくなり、それぞれ好きな事をして過ごしています。
本来ならそんな長い休みぱ～っと出かけたいのに、それもできません。
病気の母の側にいることもできません。
ん？どうすんだこの時間
色々考えた末、どうせならいつも出来ないことをしてみようと、思いました。
悩んで何もしなくても、していても「同じ時間」です。
前からブログを開設してみたいと思っていたのです。（今更だけど）
働いているときは、毎日が必死で現実的に無理でした。今なら時間もあるし！
そこで、開設にむけてググっていると、前から気になっていたネット収入の記事を目にしたのです。
でもワタクシ40代、そんな甘い言葉にどっぷりはまれません。そもそもパソコンにそれほど長けてないし。
ただ、やってみないとわからないという気持ちもありました。
ダメでもともと、もし少しでも稼ぐことができたら、外での働き方を変えることができるかもしれない。
子供がもっと大きくなった時、母のこと、自分のこと等、これから先見えない未来の選択肢が広がるかもしれない、自信はないけど可能性はあります。
とりあえずブログやってみよう！！全てわからないことだらけでしたが、チャレンジしてみようと思いました!!
自分の生きがい
そしてもう1つ。自粛生活で思い始めたことがありました。
年を重ねて人生の半分にきた今、自分がこれからしたい事って何だろう？そもそも私の生きがいは？
夫や子供は言うまでもなく大切です。
では、それ以外の私の生きがいは？
しばし考え自分の中に出た答えは、
「誰かのために生きること」
「よくも悪くも、丸ごと生きる」でした。
綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、
この年になって、自分がしたことによって誰かが喜んでくれること、嬉しそうな顔が、幸せな気持ちにつながっていることを感じてきたんです。
若い時の自分からは、想像つかない変化です。
そして紆余曲折今まであったけど、やっと今頃自分の人生がいとおしく感じるようになりました。
いい思い出の少ない暗黒時代さえもいい経験したな、楽しかったな、と、今なら思えます。
ささいなきっかけで、人っていつからでも変われると思います。
こんなブログですが、誰かにとってなにか変われるきっかけが1つでもあればいいな。
ブログをはじめた、大きな理由の1つです。
「人生いろいろ」ですね。
まとめ
きりんは昔から一念発起タイプです。
無知ながらも、なんとかブログ開設できました。（だいぶ夜更かししたけどね）
だから、やろうとさえすれば何でもいつからでも始められると思います。こんな私でもできたので！
ネット収入に関しては、未来を広げる選択肢になったらいいなと思っています。
自分なりに試行錯誤しながら、ゆっくりやってみようと思います。
まだまだチャレンジする気持ちの裏には、一般ピーポー主婦がネットで稼げるわけないって気持ちの方が大きいんですけどね。（1万なんて達成する可能性あるのか？って話）
やる前から諦めるんじゃなくて、やってみて、やっぱり自分では無理だった！！敷居高かった！！って思いたいタイプなので。
低レベルでやっさもっさしてるのも楽しくていいかな、と思ってます。
「pvまだこんだけかよ～」ってな感じで一緒に楽しんでみてくださいね。
私は人間と接するのが好きなので、リアル仕事は引き続き探しますよ～。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♡
